Waves Q10 Equalizer レビュー・使い方

Waves / EQ

Waves Q10 Equalizer レビュー・使い方

Wavesの古典的な10バンドEQ。最新UIではないが、基本補正用のレガシー定番として押さえておきたい。

パラメトリックEQ補正EQ
Waves Q10 Equalizer
メーカーWaves
カテゴリEQ
主な用途基本補正EQ / 問題帯域の整理 / 汎用トラックEQ
価格区分 / 定番度有料 / 定番

Waves Q10 Equalizerはどんなプラグインか

waves q10 equalizer video
注目ポイント
  • 複数の問題帯域や補正ポイントを1本で扱える。
  • トラックだけでなく、バスや2mixの軽い補正にも使える。
  • 派手な機能が少なく、EQの基礎に沿って判断しやすい。
  • 10バンドで細かく帯域を整理できる。
  • Q10は10バンドのEQを使えるため、複数の問題帯域を1つのプラグイン内で整理可能。
  • 必要なバンドだけを使えば、シンプルな2〜3点補正から細かい修正まで柔軟に対応可能。
  • Q10は単体トラックだけでなく、バスやミックス全体の軽い補正にも利用可能。
  • 基本に忠実なEQ作業をしやすい。
  • Q10は現代的なAI補正やダイナミック処理を持つEQではない。
  • そのぶん、周波数、ゲイン、Qを使って自分の耳で判断する基本的なEQ作業に集中可能。

Q10 Equalizerは、Waves初期から使われている10バンドのパラグラフィックEQです。F6のようなダイナミック処理や、API/PuigTecのような強い色付けではなく、基本的なEQ補正を素早く行うためのプラグインです。

10バンドを使えるため、トラック単体のこもりや耳につく帯域の整理から、ミックスバスの緩やかな補正まで対応できます。視覚的にもシンプルで、問題箇所を見つけて削る作業に向いています。

現代のEQと比べると派手な機能は少ないですが、そのぶん軽く、基本的なEQの考え方を崩さず使えます。色付けよりも実務的な補正をしたいときの候補です。

主な特徴

10バンドで細かく帯域を整理できる

Q10は10バンドのEQを使えるため、複数の問題帯域を1つのプラグイン内で整理できます。こもり、箱鳴り、耳につく高域など、トラックごとの基本補正に向いています。

必要なバンドだけを使えば、シンプルな2〜3点補正から細かい修正まで柔軟に対応できます。

外科的なカットから緩やかな色付けまで対応

狭いQで特定帯域を削るだけでなく、広めのカーブで緩やかに明るさや低域感を調整することもできます。アナログEQのような濃い色ではなく、比較的素直に帯域を動かせます。

ミックス中の整理用EQとして、まず問題を減らしてから別の色付けEQを足す流れにも合います。

トラックからミックスバスまで使いやすい

Q10は単体トラックだけでなく、バスやミックス全体の軽い補正にも使えます。特定帯域が少し多い、全体の明るさを少し整えたい、といった場面で扱いやすいです。

深く動かす場合は、音の自然さを保つためにバイパス比較しながら調整するのがおすすめです。

基本に忠実なEQ作業をしやすい

Q10は現代的なAI補正やダイナミック処理を持つEQではありません。そのぶん、周波数、ゲイン、Qを使って自分の耳で判断する基本的なEQ作業に集中できます。

派手な機能より、軽くて素直な補正EQが欲しい場面で候補になります。

ユーザー評価の傾向

よく評価される傾向があるポイント

  • 10バンドで複数の補正をまとめやすい
  • 素直な補正EQとして使いやすい
  • 軽く基本的なEQ作業に向く

注意点として挙がりやすいポイント

  • ダイナミックEQや現代的な視覚補助はない
  • アナログ的な色付け目的ならAPIやPuigTecの方が向く
  • 深いカットを重ねると音が細くなりやすい

Waves Q10 Equalizerの主な機能・強み

項目内容制作での使いどころ
10バンド複数のEQポイントを設定できる。こもりや刺さりをまとめて補正で使いやすい。
視覚的なEQ操作視覚的に帯域を操作し、素材に合わせた帯域補正を行える。帯域の動きを見ながら、基本的なEQ判断を進めやすい。
ミックス/マスター用途ミックス/マスター用途を使い、素材に合わせて帯域の明るさや厚みを整えられる。楽器の存在感や濁りを確認しながら、必要な帯域だけを補正する。
素直な補正強い色付けよりも、実務的な帯域整理に向いたEQとして使える。後段の色付けEQへ送る前に、不要な帯域を整える。

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仕様・動作条件

【プラグイン形式・コンポーネント】

対応形式はAAX Native、AudioSuite、Audio Units、VST3。主要DAWで使う前提のプラグインです。

コンポーネントはMono / Stereoに対応。通常のトラック、バス、マスター処理で使いやすい構成です。

【macOS】

CPUはIntelまたはApple Silicon。メモリは16GB RAM、システムドライブに30GB以上の空き容量が目安です。

公式Tech SpecsではmacOS Ventura 13、Sonoma 14、Sequoia 15、Tahoe 26が掲載されています。推奨画面解像度は1920×1080です。

【Windows】

X64互換のIntelまたはAMD CPU、16GB RAM、システムドライブに30GB以上の空き容量が目安です。

公式Tech SpecsではWindows 10 64bit / Windows 11が掲載されています。推奨画面解像度は1920×1080です。

【対応ホストの確認】

Pro Tools、Logic Pro、Cubase、Nuendo、Ableton Liveなどの対応バージョンはWaves公式のSupported Hostsで更新されます。導入前に使用DAWのバージョンを確認してください。

インストールとライセンス管理にはWaves Centralを使用します。

※システム条件は掲載時点の内容です。最新の対応状況は公式サイトで確認してください。

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この記事を書いた人

音脳ラボ運営。宅録・DTM・歌ってみたを中心に、実体験ベースで音作りを研究しています。

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