Waves J37 Tape レビュー・使い方
Abbey Road StudiosのJ37テープマシンをモデルにしたテープサチュレーション。テープ種、速度、ワウ/フラッター、ノイズまで調整でき、質感作りからテープディレイまで扱えます。

Waves J37 Tapeはどんなプラグインか
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- J37はテープの質感を一つの固定設定としてではなく、テープ速度、バイアス、ワウ/フラッター、ノイズまで調整できる形で扱える
- Abbey Road由来のテープフォーミュラを選べるため、粗い60年代風から比較的洗練された質感まで切り替えられる
- トラック単体に挿して前後感や丸みを作るだけでなく、バスやマスターで全体にテープコンプ感を足す使い方にも向く
- 内蔵ディレイを使えば、テープマシン由来の温かいディレイ効果も作成可能
- Waves J37 Tapeは低レイテンシー運用や録音中の使用を意識できるため、制作の流れを止めずに処理を入れやすい製品です。
Waves J37 Tapeは、Abbey Road StudiosのJ37テープマシンをモデルにしたテープサチュレーションプラグインです。テープ種、速度、ワウ/フラッター、ノイズを調整しながら、素材に丸み、厚み、古い機材らしい揺れを加えられます。
ドラムバスに軽い粘りを足す、ボーカルやギターの角を丸める、シンセや鍵盤にレトロな質感を加えるなど、派手な歪みではなく雰囲気作りで使いやすいタイプです。テープディレイ的な使い方もでき、質感と反復をまとめて作れます。
テープ系は音量が少し上がるだけでも良く聞こえやすいので、入出力をそろえて比較すると判断しやすいです。ノイズやワウを演出として使う場合も、曲中で邪魔にならない量に抑えるとまとまりやすくなります。
主な特徴

テープ速度と揺れで質感を作る
J37はテープの質感を固定の色付けとしてではなく、テープ速度、バイアス、ワウ/フラッター、ノイズまで調整して作れます。素材を丸めるだけでなく、揺れや厚みの量を決めたい時に向きます。

Abbey Road由来のテープを選ぶ
Abbey Road由来のテープフォーミュラを選べるため、粗い60年代風から比較的洗練された質感まで切り替えられます。曲の年代感や密度に合わせて選びます。

バスやマスターにも薄く使う
トラック単体に挿して前後感や丸みを作るだけでなく、バスやマスターで全体にテープコンプ感を足す使い方にも向きます。低域が膨らみすぎないかを確認します。

テープ風ディレイも作る
内蔵ディレイを使えば、テープマシン由来の温かいディレイ効果も作れます。反復音の明るさや揺れを整え、原音を邪魔しない量に留めると使いやすいです。
ユーザー評価の傾向
よく評価される傾向があるポイント
- 素材に倍音やアナログ感を足しやすい
- EQやコンプだけでは作りにくい質感を補える
- トラック単体にもバスにも使いやすい
注意点
- かけすぎると高域の痛さや低域の濁りにつながる
- Waves製品は価格変動が大きいため購入前に公式価格を確認したい
Waves J37 Tapeの役割と比較
| 比較ポイント | この製品で見る点 | 近い候補との違い |
|---|---|---|
| テープ速度と揺れで質感 | J37はテープの質感を固定の色付けとしてではなく、テープ速度、バイアス、ワウ/フラッター、ノイズまで調整して作れます。 | 単純なテンポディレイより、反復音の色や揺れを音作りに使う候補として見る。 |
| Abbey Road由来のテープを選ぶ | Abbey Road由来のテープフォーミュラを選べるため、粗い60年代風から比較的洗練された質感まで切り替えられます。 | きれいなデジタルディレイと比べ、質感や不安定さをどこまで使うかで判断する。 |
| バスやマスターにも薄く使う | トラック単体に挿して前後感や丸みを作るだけでなく、バスやマスターで全体にテープコンプ感を足す使い方にも向きます。 | 奥行き作りだけでなく、ダブリングや展開作りに使えるかを確認する。 |
| テープ風ディレイも作る | 内蔵ディレイを使えば、テープマシン由来の温かいディレイ効果も作れます。 | 単純なテンポディレイより、反復音の色や揺れを音作りに使う候補として見る。 |
| 低レイテンシー | Waves J37 Tapeは低レイテンシー運用や録音中の使用を意識できるため、制作の流れを止めずに処理を入れやすい製品です。 | 近い候補と比べる時は、この機能を実際の制作で使う場面があるかを確認します。 |
関連動画
購入先
仕様・動作条件
【プラグイン形式・コンポーネント】
対応形式はAAX Native、AudioSuite、Audio Units、VST3。利用できる形式はOSとDAWにより異なります。
基本的にMono / Stereo構成で使うトラック/バス向けプラグインです。サラウンド専用ではなく、通常の音楽制作ワークフローに組み込みやすいタイプです。
【macOS】
CPUはIntelまたはApple Silicon。メモリは16GB RAM、システムドライブに30GB以上の空き容量が目安です。
公式Tech SpecsではmacOS Ventura 13、Sonoma 14、Sequoia 15、Tahoe 26が掲載されています。推奨画面解像度は1920×1080です。
【Windows】
X64互換のIntelまたはAMD CPU、16GB RAM、システムドライブに30GB以上の空き容量が目安です。
公式Tech SpecsではWindows 10 64ビット / Windows 11が掲載されています。推奨画面解像度は1920×1080です。
【対応ホストの確認】
Pro Tools、Logic Pro、Cubase、Nuendo、Ableton Liveなどの対応バージョンはWaves公式のSupported Hostsで更新されます。導入前に使用DAWのバージョンを確認してください。
インストールとライセンス管理にはWaves Centralを使用します。
※システム条件は掲載時点の内容です。最新の対応状況は公式サイトで確認してください。




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