iZotope Stratus 3D レビュー・使い方
自然で明瞭な空間を作るExponential Audio系の3D/サラウンド対応リバーブ。ポストプロダクションやAtmos系の空間設計に向く。

iZotope Stratus 3Dはどんなプラグインか
- 最大24チャンネル対応で、AtmosやAuro-3Dなどのイマーシブ/サラウンド制作を想定できる
- 1,700以上のサラウンドプリセットを備え、ポストプロダクション向けの空間作りを始めやすい
- Early ReflectionsとTailを分けて調整でき、距離感と残響の長さを整理しやすい
- チャンネルごとのディレイ、レベル、バランス調整で、立体的な配置を細かく追い込める
- Warp系の圧縮やオーバードライブで、自然な空間だけでなく演出的な質感も足せる
iZotope Stratus 3Dは、Exponential Audio系の自然なリバーブエンジンをベースにした、ポストプロダクション向けの3D/サラウンド対応リバーブです。ステレオの奥行き作りにも使えますが、本領はAtmosやサラウンド環境で、空間の距離感や包まれ方を細かく設計したい場面にあります。
Stratus系は、PhoenixVerbやNIMBUSにつながる「自然で明瞭な響き」の系統です。派手な色付けよりも、セリフ、効果音、楽器を空間に置いたときの見通しを保ちやすい方向で、映像、ゲーム、劇伴、ポスト系の作業と相性が良いです。
注意したいのは、一般的な2mix制作だけを目的にすると機能がかなり大きいことです。現在はEquinoxにExponential Audio系の流れが統合されているため、新規導入ではStratus 3D単体の入手性やアップグレード条件も確認しておくと判断しやすいです。
ユーザー評価の傾向
よく評価される傾向があるポイント
- 自然でクリアな残響を作りやすく、セリフや効果音を濁らせにくい
- ポスト/サラウンド制作で必要なチャンネル管理やプリセットが充実している
- PhoenixVerb/NIMBUS系の流れを汲むため、自然な空間表現を求める人に合いやすい
注意点として挙がりやすいポイント
- ステレオ音楽制作だけなら機能過多になりやすく、価格とのバランス確認が必要
- 3DオプションはAUで使えないなど、DAW/フォーマットごとの制約を確認したい
- Exponential Audio製品はiZotope Product Portalではなく、iLok管理が前提になる点に注意
バージョン情報
| 製品 | 位置づけ |
|---|---|
| Stratus | 最大7.1ch向けの自然系サラウンドリバーブ |
| Stratus 3D | 最大24ch/イマーシブ制作まで見据えた上位構成 |
| Equinox | Stratus/Symphony系の流れを統合した現行世代のリバーブ |
iZotope Stratus 3Dの主な機能・強み
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 自然なサラウンドリバーブ | 派手な色付けより、明瞭で見通しのよい空間を作る方向のリバーブ |
| 24チャンネル対応 | Atmos/Auro-3Dなどのイマーシブ制作を想定した多チャンネル構成に対応 |
| ポスト向けプリセット | 部屋、ホール、外部空間など、映像/劇伴で使いやすい残響プリセットを多数収録 |
| Equinoxとの関係 | 現行導入では、Stratus/Symphony系を統合したEquinoxも比較対象になる |
関連動画
購入先
仕様・動作条件
【OS / フォーマット】
macOS Monterey / Ventura / Sonoma世代、Windows 10 – 11の販売ページ記載を確認。
VST3、AAX、AUに対応。ただし3DオプションはAUでは利用不可。
【認証 / 導入】
iLok License Managerが必要。iLok 2、iLok 3、またはiLok Machine Licenseに対応。
Exponential Audio製品はiZotope Product Portalからは管理できない旨の販売ページ記載あり。
※システム条件は掲載時点の内容です。最新の対応状況は公式サイトで確認してください。



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