FabFilter / ディレイ
FabFilter Timeless 3 レビュー・使い方
現代的な高機能ディレイの定番。テープ風の質感から複雑なモジュレーション、タップパターンまで幅広く作れる。
テープディレイモジュレーションディレイマルチタップディレイピンポンディレイ

メーカーFabFilter
カテゴリディレイ
主な用途高機能ディレイ / モジュレーションとフィルターを使ったディレイ処理 / ボーカル・シンセ・効果音
価格区分 / 定番度有料 / 超定番
FabFilter Timeless 3はどんなプラグインか
注目ポイント
- 2系統の独立したプログラマブル・ディレイラインを中心にした多機能ディレイ
- Timeless 3でインターフェイスを全面刷新し、モジュレーション設定の流れを整理
- 最大16個のディレイタップを個別に制御・モジュレーション可能
- 最大6基のフィルターを搭載し、LP/HP/BPに加えてBell/Shelf/Notch EQ的な形状も利用可能
- Drive、Lo-Fi、Diffusion、Dynamics、Pitch Shiftの5種類のエフェクトを追加
- フィードバック、フィルター、内部サチュレーションの音質を改善
- Ping-pongモードは左右どちらから開始するかを選択可能
- インタラクティブなDelay displayで時間、フィードバック、タップを視覚的に編集可能
- ドラッグ&ドロップ式モジュレーションと50スロットのモジュレーションマトリクスを搭載
- ライブモジュレーション表示で、ソースとターゲットの動きを確認しやすい
- Envelope Generatorのカーブ、Envelope FollowerのTransientモードなど変調ソースを強化
- Stereo Width、Mix、Full Screen、リサイズ、整理された新ファクトリープリセットに対応
FabFilter Timeless 3は、日常的なボーカルのスラップバックから、シンセやギターの深いモジュレーションディレイまで扱える多機能ディレイです。基本は2系統のディレイラインですが、タップ、フィルター、エフェクト、モジュレーションを組み合わせることで、単なるエコーを超えた音作りができます。
バージョン3では画面とワークフローが大きく整理され、最大16タップ、最大6フィルター、5種類の追加エフェクト、改良されたサチュレーションとフィードバック回路が導入されました。素早く使えるディレイでありながら、作り込むほどサウンドデザイン寄りにも振れる構成です。
Drive、Lo-Fi、Diffusion、Dynamics、Pitch Shiftは、ディレイ音の質感を大きく変えられるポイントです。テープっぽい温かさ、荒れたローファイ、ぼかした残響感、ゲート/コンプ的な動き、ピッチ変化を、フィードバック内外に組み込んで複雑な空間を作れます。
FabFilterらしいドラッグ&ドロップのモジュレーションも強力です。XLFO、Envelope Generator、Envelope Follower、MIDI、XY/Sliderを使い、ダッキング、揺れ、フィルター移動、ピッチ変化などを視覚的に設定できます。プリセットを微調整するだけでも、かなり幅広いディレイ表現に届きます。
ユーザー評価の傾向
よく評価される傾向があるポイント
- 普通のディレイからサウンドデザインまで幅が広い
- タップ、フィルター、エフェクト、モジュレーションを1画面で把握しやすい
- DriveやDiffusionにより、ディレイ音の質感を作り込みやすい
注意点として挙がりやすいポイント
- 機能が多いため、最初はプリセットから目的に近いものを選んで調整する方が速い
- 完全にシンプルな1ノブ系ディレイを求める場合はやや多機能
FabFilter Timeless3で追加・強化されたポイント
| 追加・強化点 | 内容 |
|---|---|
| 新UI/ワークフロー | モジュレーションソースとスロットパネルを含めて操作性を刷新 |
| 最大16タップ | 個別制御・個別モジュレーションできるタップパターンを作成可能 |
| 最大6フィルター | ヴィンテージ系フィルターとEQ系フィルターを組み合わせ可能 |
| 5種類のエフェクト | Drive、Lo-Fi、Diffusion、Dynamics、Pitch Shiftを追加 |
| 音質改善 | フィードバック、フィルター、内部サチュレーションを改善 |
| モジュレーション強化 | ライブ表示、EGカーブ、EF Transient、XY/Slider強化などを追加 |






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