Waves L2 Ultramaximizer レビュー・使い方
Wavesの超定番リミッター/マキシマイザー。最終段だけでなく、ボーカルを前に出すためのピーク制御選択肢としても重要。

Waves L2 Ultramaximizerはどんなプラグインか
- ピークを先読みして最終段の音量を管理できる
- Threshold、Ceiling、Release中心で迷いにくい
- ディザー/ノイズシェーピングを選べる
L2はThreshold、Out Ceiling、Release、ディザー設定を中心にしたシンプルなマキシマイザーです。L1と似た発想で使えますが、より高解像度な処理とノイズシェーピングを備えています。
ミックスバスやマスターで音量を上げるときは、数dB程度のリダクションから確認し、音のパンチや高域の硬さが変わりすぎないかをチェックしたいです。
現代の最終マスターではTrue Peak対応リミッターやラウドネスメーターと併用する場面も多いですが、L2はWaves定番の音量調整ツールとして今も理解しておく価値があります。
主な特徴

シンプルな最終段ワークフロー
Threshold、Output Ceiling、Release、ディザー設定に絞った操作で、バスやマスターの最終音量を素早く整えられます。
コントロールが少ないぶん、リダクション量と音の変化に集中しやすいです。

ノイズシェーピングで書き出しに対応
L2は48bit倍精度処理とノイズシェーピングを備え、最終書き出し前の処理にも使えます。
Moderate、Normal、Ultraなどの選択でディザーの質感を調整できます。

高解像度制作にも対応
32bit以上の環境から24bitや16bitへ変換する場面でも、ディザー/ノイズシェーピングが重要になります。
最終段のピーク管理と書き出し前処理をまとめて行えるのがL2の強みです。
ユーザー評価の傾向
よく評価される傾向があるポイント
- 音量を上げながらピークを管理しやすい
- Waves定番系として情報が多く使い始めやすい
- ミックス/マスターの最終段で役割を持たせやすい
注意点として挙がりやすいポイント
- 深くかけるとトランジェントや奥行きが失われやすい
- 現在のラウドネス基準では音圧だけを追いすぎない方がよい
- 最終書き出し前はTrue PeakやLUFSも別メーターで確認したい
Waves L2 Ultramaximizerの主な機能・強み
| 項目 | 内容 | 制作での使いどころ |
|---|---|---|
| Threshold | 入力を押し込み音量を上げる | 最終音量調整 |
| Out Ceiling | ピーク上限 | 配信/書き出し前の管理 |
| Release | 戻り方 | 歪みや潰れ感の調整 |
| Dither/Shaping | 量子化ノイズ処理 | ビット深度変換 |
関連動画
購入先
仕様・動作条件
【プラグイン形式・コンポーネント】
対応形式はAAX Native、AudioSuite、Audio Units、VST3。主要DAWで使う前提のプラグインです。
コンポーネントはMono / Stereoに対応。通常のトラック、バス、マスター処理で使いやすい構成です。
【macOS】
CPUはIntelまたはApple Silicon。メモリは16GB RAM、システムドライブに30GB以上の空き容量が目安です。
公式Tech SpecsではmacOS Ventura 13、Sonoma 14、Sequoia 15、Tahoe 26が掲載されています。推奨画面解像度は1920×1080です。
【Windows】
X64互換のIntelまたはAMD CPU、16GB RAM、システムドライブに30GB以上の空き容量が目安です。
公式Tech SpecsではWindows 10 64bit / Windows 11が掲載されています。推奨画面解像度は1920×1080です。
【対応ホストの確認】
Pro Tools、Logic Pro、Cubase、Nuendo、Ableton Liveなどの対応バージョンはWaves公式のSupported Hostsで更新されます。導入前に使用DAWのバージョンを確認してください。
インストールとライセンス管理にはWaves Centralを使用します。
※システム条件は掲載時点の内容です。最新の対応状況は公式サイトで確認してください。







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