FabFilter Pro-L 2 レビュー・使い方
マスタリングや配信用の音圧調整に使いやすい定番True Peakリミッター。

FabFilter Pro-L 2はどんなプラグインか
- 透明感を保ちながら音圧を上げやすい、マスタリング向けのTrue Peakリミッター。
- Modern、Aggressive、Bus、Safeなど、用途と質感に合わせて選べる8種類のリミッティングアルゴリズムを搭載。
- EBU R128、ITU-R BS.1770-4、ATSC A/85に対応したラウドネスメータリングを搭載。
- 出力レベル、ゲインリダクション、True Peakを高精度に確認できるメーターを備える。
- ピークのゲインリダクション量をラベル表示できる、リアルタイムレベル表示を搭載。
- 最大32倍のリニアフェイズ・オーバーサンプリングに対応し、エイリアシングやインターサンプルピーク対策に使いやすい。
- 最大9.1.6までのイマーシブ / Dolby Atmos環境に対応し、サラウンドチャンネルリンクも調整できる。
- Look-ahead、Attack、Releaseを調整でき、素材やジャンルに合わせてリミッターの反応を追い込める。
- トランジェントとリリースを別々にチャンネルリンク調整でき、ステレオ感とピーク制御のバランスを取りやすい。
- Unity Gainで音量差に惑わされずリミッティングの質感を確認しやすい。
- Audition Limitingで、実際に削られている成分だけを確認できる。
- ステムマスタリングで役立つ外部サイドチェイントリガーに対応。
FabFilter Pro-L 2は、マスタリングや配信用の最終段に置きやすい定番リミッターです。音圧を上げるだけでなく、True Peak、LUFS系メータリング、オーバーサンプリング、ディザリングまで一つの画面で扱えるため、書き出し前のピーク管理とラウドネス確認をまとめて行えます。
大きな強みは、透明感を残したまま音量を稼ぎやすい点です。Modern、Aggressive、Bus、Safeなど複数のアルゴリズムを選べるので、マスター全体を自然に整えたい時、EDMやロックで前に出したい時、ドラムバスや個別トラックを抑えたい時など、素材に合わせて反応を切り替えられます。
メーター周りもPro-L 2の重要なポイントです。EBU R128、ITU-R BS.1770-4、ATSC A/85に対応したラウドネスメータリングに加えて、True Peak、ゲインリダクション、リアルタイムレベル表示を同時に確認できます。配信向けのラウドネス調整や、マスターのピークを安全に収めたい場面で判断しやすい構成です。
Look-ahead、Attack、Release、チャンネルリンク、Unity Gain、Audition Limitingを使うと、単に大きくするだけではなく「どれくらい削っているか」「音色やパンチが崩れていないか」を確認しながら追い込めます。最終リミッターとしてはもちろん、ボーカルバスやドラムバスのピーク管理にも使える実用性があります。
ユーザー評価の傾向
よく評価される傾向があるポイント
- 画面が見やすく、音量・True Peak・LUFS・ゲインリダクションを一度に確認しやすい。
- 透明感を保ったまま音圧を上げやすく、マスタリングの最終段に置きやすい。
- アルゴリズムの選択肢が多く、ジャンルや素材に合わせて質感を変えやすい。
- Unity GainやAudition Limitingにより、音量差に惑わされずリミッターの効き方を判断しやすい。
注意点として挙がりやすいポイント
- 無料リミッターと比べると価格は高め。
- 音圧を上げやすいぶん、過度にかけるとトランジェントや奥行きが詰まりやすい。
- 強いアナログ的な色付けを求める場合は、別タイプのリミッターやクリッパーも候補になる。
FabFilter Pro-L2で追加・強化されたポイント
| 追加・強化ポイント | 内容 |
|---|---|
| True Peak Limiting | 指定したTrue Peak上限を超えないように最終出力を管理しやすい。 |
| 8種類のアルゴリズム | Modern、Aggressive、Bus、Safeなど、用途に合わせてリミッティングの質感を選択可能。 |
| ラウドネスメータリング | EBU R128、ITU-R BS.1770-4、ATSC A/85などの規格に対応。 |
| 32x Oversampling | 最大32倍のリニアフェイズ・オーバーサンプリングに対応。 |
| Dolby Atmos対応 | 最大9.1.6までのイマーシブ環境とサラウンドチャンネルリンクに対応。 |
関連動画
購入先
仕様・動作条件
【Windows】
Windows 11 / 10 / 8 / 7 / Vista
64-bit または 32-bit
VST 2/3、CLAP対応ホスト、またはPro Tools
【macOS】
macOS 10.13以降(64-bitのみ)
AU、VST 2/3、CLAP対応ホスト、またはPro Tools
Apple Silicon / Intelプロセッサ対応
【プラグイン形式】
VST / VST3 / Audio Units / CLAP / AAX Native / AudioSuite
※システム条件は掲載時点の内容です。最新の対応状況は公式サイトで確認してください。







コメント