MeldaProduction MConvolutionMB レビュー・使い方
マルチバンド処理も可能なコンボリューション系プラグイン。通常のリバーブよりも、IRを使った細かい設計に向く。

MeldaProduction MConvolutionMBはどんなプラグインか
- WAV/FLAC/MP3のIRを読み込み、マルチチャンネルIRやtrue-stereo構成にも対応する。
- IRの読み込みだけでなく、リバーブやフィルターのIR生成もできる。
- 各バンドで2つのIRを扱い、モジュレーターで動的に変化させられる。
- LFO、レベルフォロワー、エンベローパー、ランダム、ピッチ検出などを使って任意パラメーターを動かせる。
MeldaProduction MConvolutionMBは、コンボリューション処理をマルチバンドで扱えるプラグインです。リバーブだけでなく、マイク、ボックス、キャビネット、さらには他のプラグイン的な反応のシミュレーションまで、IRを使った音作りを広くカバーします。
一般的なIRリバーブよりも編集範囲が広く、ファイル管理、IR生成、各バンド2系統のIR、モジュレーションを組み合わせて動きのある空間やキャラクターを作れます。リアルな空間再現と実験的なサウンドデザインの両方に向いたタイプです。
主な特徴

IRライブラリを柔軟に扱える
内蔵ファイルマネージャーからIRライブラリやローカルファイルを選べます。WAV、FLAC、MP3に対応し、マルチチャンネルIRやtrue-stereo構成など複数ファイルの組み合わせも扱えます。

リバーブとフィルターのIRも生成できる
既存IRを読み込むだけでなく、プラグイン内でリバーブやフィルターのIRを生成できます。手持ちのIRがない場面でも、必要な空間や音色を作り始められます。

各バンドで2つのIRをブレンド
バンドごとに2つのIRジェネレーターを持ち、スライダーで比率を調整できます。さらにモジュレーターへ割り当てれば、素材や時間変化に合わせてIRの混ざり方を動かせます。

モジュレーションで静的なIRに動きを加える
LFO、オーディオレベルフォロワー、エンベローパー、ランダマイザー、ピッチ検出などを使い、任意のパラメーターを動かせます。IRリバーブにありがちな固定感を避け、変化する空間表現を作れます。
ユーザー評価の傾向
よく評価される傾向があるポイント
- IR読み込みだけでなく生成やマルチバンド処理までできる
- 各バンドでIRをブレンドでき、通常のIRリバーブより音作りの幅が広い
- モジュレーションで固定的なIRに動きを加えられる
注意点として挙がりやすいポイント
- 一般的なIRリバーブより構造が深く、最初はプリセットから入る方が扱いやすい
- IRやバンド分割を増やすとCPU負荷や管理が重くなりやすい
- リアルな空間再現だけが目的なら機能が多く感じる場合がある
MConvolutionMBの主な機能・強み
| 項目 | 内容 | 制作での使いどころ |
|---|---|---|
| IR loading | WAV/FLAC/MP3のIRやtrue-stereo構成に対応 | 実空間、キャビネット、特殊IRの読み込み |
| IR generation | リバーブやフィルターのIRを生成 | 手持ちIRに頼らず空間や音色を作る |
| Multiband convolution | 帯域ごとにIRを処理 | 低域と高域で異なる空間やキャラクターを付ける |
| Dual IR per band | 各バンドで2つのIRをブレンド | 空間の質感や距離感を連続的に変化させる |
| Modulators | LFO、レベルフォロワー、ランダムなどでパラメーターを動かす | 静的なIRに揺れや動きを加える |
関連動画
購入先
仕様・動作条件
【Windows】
Windows 10 / 11(64-bit)
VST / VST3 / AAX 対応ホスト(64-bit)
SSE2対応のIntel/AMDプロセッサー
【macOS】
macOS 10.14 Mojave以降(64-bit)
VST / VST3 / AU / AAX 対応ホスト(64-bit)
Intel / AMD / Apple Silicon CPU
【インストール・管理】
MeldaProduction製品はMPluginManager経由でインストール/管理する構成。
Ableton Live 11/12のmacOS環境では、公式はVST3版の使用を推奨。
※システム条件は掲載時点の内容です。最新の対応状況は公式サイトで確認してください。





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