SPL PQ レビュー・使い方

SPL / Plugin Alliance / EQ

SPL PQ レビュー・使い方

SPL PQは、マスタリング用途を意識した5バンドのパラメトリックEQです。狭い補正と広い音色調整を切り替えながら、2ミックスやバスの最終的な重心を整えます。

マスタリングEQアナログモデリングEQパラメトリックEQ
SPL PQ
メーカーSPL / Plugin Alliance
カテゴリEQ
主な用途マスタリング補正 / 微細な帯域調整 / アナログ系EQ
価格区分 / 定番度有料 / 準定番

SPL PQはどんなプラグインか

注目ポイント
  • 5バンド構成でマスターの重心を整えられる
  • 比例Qと一定Qの切替で処理の性格を変えられる
  • 左右やステレオ素材で小さな補正を積める
  • 派手な色付けよりも最終整音に向く
  • アナログ系EQの操作感をマスター用途へ持ち込める

SPL PQは、マスタリング用途を意識した5バンドのパラメトリックEQです。狭い補正と広い音色調整を切り替えながら、2ミックスやバスの最終的な重心を整えます。

比例Qと一定Qを切り替えられるため、同じEQでも問題処理と仕上げの整音を分けて考えられます。低域の量感、高域の開き、ミックス全体の余裕が、操作量に対して自然に残るかを確認します。

AMEK EQ 200のような視覚的な精密処理より、ノブで少量ずつ決めるマスターEQの感覚が前に出ます。トラック補正用ではなく、完成に近い素材の重心を整える枠として見ると選びどころがはっきりします。

主な特徴

SPL PQ Qの性格で用途を分ける

Qの性格で用途を分ける

同じ周波数でも、広く整えるのか、狭く問題を取るのかで結果が変わります。PQではQの考え方を切り替え、マスター素材に必要な処理だけを残します。

小さな補正を積み上げる

2ミックスでは1か所を大きく動かすより、複数帯域を少しずつ調整する方が自然にまとまります。低域、中域、高域を個別に動かし、全体の重心を確認します。

音色EQとして使いすぎない

アナログ感はありますが、主目的は派手な色付けではありません。素材の良さを残したまま、不要な偏りを整えるEQとして見ると使いどころが明確になります。

ユーザー評価の傾向

よく評価される傾向があるポイント

  • 5バンド構成でマスターの重心を整えられる
  • 比例Qと一定Qの切替で処理の性格を変えられる
  • 左右やステレオ素材で小さな補正を積める

注意点

  • 手持ちの同系統プラグインと役割が重なる場合がある
  • 単体の派手さではなく、曲中での前後感を確認したい
  • 公式動画と関連動画を分けて、音の判断に使える情報だけを見る

SPL PQの処理設計と競合比較

観点内容判断ポイント
比例Q/一定Q広く音色を動かす処理と狭い補正を切り替える。同じバンドでマスター向け整音と問題処理を分けられる。
5バンド構成LFからHFまで各帯域を独立して調整する。2ミックスの重心を、小さな補正の積み上げで整える用途に向く。
120V系の余裕SPLらしいヘッドルーム感をEQ処理に持ち込む。大きく動かしても窮屈に聴こえないかを確認する。
AMEK EQ 200との差AMEKよりノブ操作とアナログEQ的な手触りを重視する。視覚編集より、耳で少量ずつ仕上げる作業に合う。
使う場面マスター/ミックスバスの最終調整に置く。トラック補正用EQとは別枠の、仕上げ用EQとして扱う。

公式サウンドデモ

Drum Bus
Dry
Wet
Low Bloom
Dry
Wet
Synth Bus
Dry
Wet
Vox Bus
Dry
Wet

Drum BusやMix Busの素材で、広いブースト/カットが密度と前後感をどう変えるかを聴きます。大きく動かしても輪郭が荒れないか、バス処理で低域と高域が分離して残るかが見どころです。

関連動画

購入先

Official

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仕様・動作条件

【確認先】

対応OS、形式、ライセンス方式は公式ページの最新表記を確認してください。

※システム条件は掲載時点の内容です。最新の対応状況は公式サイトで確認してください。

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この記事を書いた人

音脳ラボ運営。宅録・DTM・歌ってみたを中心に、実体験ベースで音作りを研究しています。

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