Pulsar Echorec レビュー・使い方

Pulsar Audio / ディレイ

Pulsar Echorec レビュー・使い方

Binson Echorec系の磁気ディスクディレイを再現したPulsarのディレイ。複数ヘッド、Drive、Stereo Drift、摩耗状態で独特の揺れを作れます。

テープディレイダブディレイモジュレーションディレイ
Pulsar Echorec
メーカーPulsar Audio
カテゴリディレイ
主な用途Binson Echorec系ディレイ / ダブ・サイケ・ギターのエコー / ヴィンテージな回転エコー
価格区分 / 定番度有料 / 定番

Pulsar Echorecはどんなプラグインか

注目ポイント
  • 磁気ディスク式ディレイの反復と飽和を再現する
  • 複数ヘッドのパターンでリズムを組める
  • Stereo Driftや摩耗状態で揺れの質感を変えられる

Pulsar Echorecは、Binson Echorec 2系の磁気ディスクディレイをプラグイン化した製品です。テープディレイとは違う硬質な反復、チューブ入力の押し出し、複数ヘッドのリズムで空間を作ります。

テンポ同期だけで整ったディレイを作るより、Disk Speed、ヘッドパターン、Drive、Stereo Drift、摩耗状態を合わせて、フレーズの後ろに揺れる層を作るタイプです。ギター、ボーカル、シンセ、ドラムループで反応が大きく変わります。

主な特徴

Pulsar Echorec チューブ入力の押し出しを作る

チューブ入力の押し出しを作る

ディレイ音だけでなく、入力段のDriveで前に出る質感を作ります。薄い素材へ残響を足す前に、芯の太さが変わるかを聴きます。

Pulsar Echorec 磁気ディスクの揺れを使う

磁気ディスクの揺れを使う

反復が完全に均一ではなく、磁気ディスク由来の揺れや飽和が音色の一部になります。単純なテンポディレイとの差はここに出ます。

Pulsar Echorec Stereo Driftで横の動きを足す

Stereo Driftで横の動きを足す

左右差をわずかに動かすことで、同じフレーズでも平面的になりにくくなります。ボーカルやギターの後ろに置く時は、中央の主役を邪魔しない幅に留めます。

ユーザー評価の傾向

よく評価される傾向があるポイント

  • 普通のデジタルディレイと違う反復感を作れる
  • Driveと摩耗状態で質感差が大きい
  • 公式音声デモが素材別に多い

注意点

  • 透明なテンポディレイ用途では個性が強い
  • Feedbackを上げると低域と中域が溜まる
  • Stereo Driftは広げすぎると主役がぼやける

Pulsar Echorecの役割と比較軸

比較軸見るポイント判断材料
役割見るポイント判断材料
磁気ディスクディレイヘッドパターン反復が曲のリズムと噛み合うか
色付けディレイDrive / Off Mode芯を足すのか残響だけ足すのか
揺れの演出Stereo Drift / Wear広がりが主役を濁らせないか
テープ系との差反復の硬さと密度柔らかいテープ感より粒立ちが欲しいか

公式サウンドデモ

Drums
Dry
Delay 9
Drive
Vocal
Dry
Slapback
Off mode

メーカー掲載の比較音源です。Dry、ハードウェア、プラグイン処理の差を素材ごとに確認できます。

関連動画

購入先

Official

メーカー公式ページで製品情報を確認

公式サイトを見る

仕様・動作条件

【対応形式】

AAX Native、Audio Unit、VST 2.4、VST3に対応します。

【Windows】

64bit環境、OpenGL 2.0互換GPU、4GB RAM以上が目安です。

【Mac】

macOS 10.11以降、Intel / Apple Silicon環境で使えます。

【ライセンス】

Pulsar製品はiLokアカウントが必要です。フル機能の14日トライアルを試せます。

※システム条件は掲載時点の内容です。最新の対応状況は公式サイトで確認してください。

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この記事を書いた人

音脳ラボ運営。宅録・DTM・歌ってみたを中心に、実体験ベースで音作りを研究しています。

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