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🎤【2025年版】歌い手のための本格マイク7選|5万〜10万円でプロ級の歌声に!

「1万円台のマイクではもう物足りない…」「本格的に歌ってみた動画を投稿したい!」そんなあなたに向けて、今回は5万円〜10万円で買える本格派マイクを厳選してご紹介します。
この価格帯は、まさに”沼の入口”。宅録でもプロ級の音質を狙えるゾーンです。
自宅録音環境でも最大限にポテンシャルを発揮できるモデルを、音質傾向・おすすめジャンル・声質との相性などの観点から丁寧に解説していきます!

目次

【今回紹介するマイク一覧】

マイク名価格帯特徴向いている声質
Røde NT2-A約6.6万円極めて低ノイズ&高解像度、USB/XLR両対応明るく繊細な声
Lewitt LCT 540 S約9万円超低ノイズ&ハイディテール、どんな声でも万能中高域重視の声
Audio-Technica AT4050約8.4万円フラットで透明感ある音質、扱いやすいナチュラル系、女性ボーカル
SE Electronics sE2300約5.2万円クラシックな質感、3段階指向性切替低音が豊かな声
Warm Audio WA-47jr約5万円U47系サウンドを再現、存在感のあるミッド力強いロック系
Slate Digital VMS ML-1約5万円ソフトウェアで名機を再現、自由度が高い幅広い声質に対応
Shure SM7dB約6.5万円配信でも人気、内蔵プリアンプ搭載モデル太くて近接向きな声

🎤 各マイクの詳細解説(5万〜10万円台)

● Røde NT2-A

Rødeの「NT2-A」は、高音質と柔軟性を両立させた汎用性の高いラージダイアフラムスタジオコンデンサーマイクロホンです。3ポジションパッド(0dB、-5dB、-10dB)、ハイパスフィルター(フラット、40Hz、80Hz)、極性パターンコントロール(カーディオイド、無指向性、8の字)を搭載し、スタジオでのあらゆる録音状況に容易に対応することが可能です。

  • 音質傾向:透明感がありつつ、耳に刺さらない柔らかな高域。ローエンドもスムーズ。
  • おすすめジャンル:バラード / J-POP / ボイスドラマ / ナレーション
  • 相性の良い声質:繊細な中高域を持つ声、耳障りになりやすい声質にも向いています。

● Lewitt LCT 540 S

オーストリア発のLEWITTが誇るフラッグシップモデル。超低ノイズかつ高解像度を両立し、息遣いや喉のニュアンス、リップノイズまで忠実に拾い上げます。「自分の声を限りなく正確に録りたい」という方に最適です。

  • 音質傾向:極めてナチュラル。全帯域がフラットで、解像度が非常に高い。
  • おすすめジャンル:ポップス / クラシック / ピアノ弾き語り / ナレーション
  • 相性の良い声質:明瞭で繊細な声。ダイナミクスの広い歌い方に◎。

●Audio-Technica AT4050

日本が世界に誇るAudio-Technicaの中でも、AT4050はマルチパターン(単一/双指向/無指向)に対応した本格派の多用途マイクです。スタジオ常設マイクとしても採用例が多く、ボーカルから楽器録音まで高い汎用性を誇ります。実勢価格は約95,000円〜100,000円(税込)で国内でも安定して入手可能です(Soundhouse、サウンドクルーなど)

  • 音質傾向:スムーズでフラットなレスポンス。中高域にかけての抜け感が優秀。
  • おすすめジャンル:ポップス、バラード、スタジオ全般、ナレーション、楽器録音
  • 声質との相性:広いダイナミクスを持つボーカル、繊細で抜けの良い声質に最適

● SE Electronics sE2300

ビンテージ感と現代的な性能を両立した実力派モデル。クラシカルなトーンが特徴で、ローカットやパッドスイッチ、指向性切替も備えた万能ツール。温かみのある録音が可能で、語りかけるようなボーカルに特におすすめです。

  • 音質傾向:中低域に温かみがあり、少しレトロな味わい。
  • おすすめジャンル:ジャズ / ローファイ / フォーク / アコースティック系
  • 相性の良い声質:中低域に厚みがある、落ち着いた声質

● Warm Audio WA-47jr

伝説のNeumann U47のサウンドを再現すべく開発されたモデル。真空管ではなくFET回路ながら、独特の中域の厚みと個性的な存在感を再現しています。ややクセはありますが、そこが「味」としてロック系の表現力にマッチ。

  • 音質傾向:中域に強めのキャラクター。ロック系特有の押し出し感がある。
  • おすすめジャンル:ラウドロック / V系 / パンク / オルタナ
  • 相性の良い声質:がなり・シャウト系、声量があるタイプ

● Slate Digital VMS ML-1

1本で複数の名機をシミュレートできる、まさにマイク界のモデリング革命。U87、C800G、M49など、伝説級マイクのサウンドを切り替えて使えます。宅録での音色バリエーションや実験的録音にも最適。

  • 音質傾向:プラグイン次第で自由に変化。ベースはかなりフラットでニュートラル。
  • おすすめジャンル:全ジャンル。宅録・配信・実験系
  • 相性の良い声質:ジャンルを問わず使いたい人、1本で何役もこなしたい人

● Shure SM7dB

放送・配信・ラジオ業界の定番SM7Bに、内蔵プリアンプが搭載された進化版。ダイナミックマイクながらも、強力な音圧と抜群の芯を持ち、ラップやシャウトにも対応。オーディオIF直結で十分な出力が得られるのも魅力。

  • 音質傾向:中低域が力強く、ヌケ感より太さを重視したサウンド。
  • おすすめジャンル:ラップ / メタル / バンドサウンド / 配信
  • 相性の良い声質:低域が豊か、ハスキー系、がなりに強いボーカル

👉 このラインナップは「宅録でプロ品質を目指す」方にこそふさわしいマイク群です。声のキャラクターに合った1本を選ぶことで、録り音のクオリティは一気に変わります!

🔚 まとめ|「価格以上」の満足感を得るには?

5万円〜10万円のマイクは、「宅録を超えて商業レベルに挑戦したい人」にとって理想的な選択肢です。高域の繊細さ、低域の豊かさ、そして中域の存在感…それぞれのマイクには独自の魅力があります。

大切なのは「自分の声質やジャンルとの相性」を見極めること。この記事を参考に、あなたの録音スタイルにぴったりの一本を見つけてくださいね。

👉 「予算1万円〜5万円」で探している方は、以下の記事もぜひご覧ください!

🎤【2025年版】歌い手のための本格マイク8選|1万〜5万円で後悔しないDTM用マイクを厳選!

📁 まとめ|中級〜上級への第一歩

5万〜10万円という価格帯は、まさに”脱・初心者”のターニングポイント。
今回紹介したマイクはどれも現場でも通用するクオリティを備えています。
あなたの声に合った一本を選べば、宅録でもプロ並みの音質が手に入ります。
ぜひこの記事を参考に、次のレベルへステップアップしてみてください!

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