【2024年版】DTM初心者におすすめのMIDIキーボード6選|失敗しない選び方

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DTM初心者におすすめのMIDIキーボード6選|失敗しない選び方

「DTMを始めたいけど、どのMIDIキーボードを選べばいいか分からない…」「種類がたくさんあって迷ってしまう…」そんな風に悩んでいませんか?

MIDIキーボードは、パソコンで音楽を作るDTM(DeskTop Music)において、音を打ち込んだり、演奏したりするための大切な機材です。しかし、鍵盤の数や機能、サイズなど、機種によって違いが大きく、自分にぴったりの一台を見つけるのは意外と難しいですよね

この記事では、そんなあなたの悩みを解決するために、MIDIキーボードの選び方から、DTM初心者におすすめの人気モデル6機種までを徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたの音楽制作スタイルに合った最適なMIDIキーボードがきっと見つかるでしょう。

比較基準・選び方のポイント

MIDIキーボードを選ぶ上で、失敗しないための重要なポイントをいくつかご紹介します。これらの基準を参考に、ご自身の使い方に合ったモデルを見つけていきましょう。

1. 鍵盤数とサイズ

MIDIキーボードの鍵盤数は、25鍵、37鍵、49鍵、61鍵、88鍵など様々です。どのくらいの鍵盤数が必要かは、設置スペース演奏スタイルによって変わってきます。

  • 25〜37鍵:デスク上のスペースが限られている方や、コードやメロディの簡単な打ち込みがメインの方に最適です。持ち運びにも便利でしょう。
  • 49鍵:本格的な演奏も視野に入れつつ、設置スペースも考慮したい方におすすめです。両手での演奏や、幅広い音域をカバーしたい場合にバランスが良いでしょう。
  • 61鍵以上:ピアノに近い感覚で演奏したい方や、ライブパフォーマンスなどでより表現力豊かな演奏を求める方に適しています。

ご自身のデスクの広さや、キーボードを置く場所をあらかじめ測っておくと、スムーズに選べますよ。

2. DAW連携と操作性

多くのMIDIキーボードは、DAW(Digital Audio Workstation)と呼ばれる音楽制作ソフトと連携して動作します。この連携がスムーズだと、作業効率が格段に向上します。

  • DAWコントロール機能:再生・停止ボタン、録音ボタン、フェーダー、ノブなどが搭載されていると、マウスやキーボードを触る回数が減り、より直感的に制作に集中できます。
  • 付属ソフトウェア:一部のMIDIキーボードには、音源ソフトやDAWのLite版が付属していることがあります。これらは、購入後すぐに音楽制作を始めたい初心者にとって非常に嬉しいポイントです。
  • 対応DAW:ご自身が使っている、またはこれから使うDAW(例:Ableton Live、Logic Pro X、Cubaseなど)との相性も確認しておきましょう。メーカーによっては特定のDAWに特化したモデルもあります。

自動マッピング機能がある機種だと、面倒な設定なしにすぐにDAWと連携できるので、初心者の方には特におすすめです。

3. 鍵盤のタッチ(打鍵感)

鍵盤のタッチは、演奏のしやすさや表現力に直結します。主にシンセタッチセミウェイテッドハンマーアクションなどがあります。

  • シンセタッチ:軽くて速い演奏に適しており、シンセサイザーの音色を弾くのに向いています。多くのMIDIキーボードに採用されています。
  • セミウェイテッド:シンセタッチより少し重みがあり、ピアノのような感覚とシンセサイザーのような軽さを両立しています。
  • ハンマーアクション:ピアノと同じような重いタッチで、本格的なピアノ演奏を楽しみたい方向けです。ただし、鍵盤数が多くなり、サイズも大きくなる傾向があります。

また、ベロシティ対応はほぼ全ての機種に搭載されていますが、打鍵の強弱によって音量が変わる機能です。より繊細な表現をしたい場合は、アフタータッチ(鍵盤を押し込んだ後にさらに押し込むことで音を変化させる機能)に対応しているかもチェックすると良いでしょう。

4. パッドやノブなどのコントローラー

鍵盤以外に、パッドやノブ、フェーダーなどが搭載されている機種もあります。これらは、ドラムの打ち込みシンセサイザーの音色調整エフェクトの操作などに非常に便利です。

  • パッド:ドラム音源の打ち込みや、ループの再生トリガーとして使われます。フィンガードラムを楽しみたい方には必須でしょう。
  • ノブ/フェーダー:音源のパラメーターを調整したり、DAWのミキサー操作に使われます。直感的な音作りやミックス作業に役立ちます。

ご自身の音楽制作スタイルに合わせて、これらのコントローラーが必要かどうかを検討してみてください。

以上のポイントを踏まえることで、あなたにとって最適なMIDIキーボード選びができるはずです。

おすすめ機材ランキング・比較

ここからは、音脳ラボが厳選したおすすめのMIDIキーボードを6機種ご紹介します。それぞれの特徴を比較しながら、あなたにぴったりの一台を見つけてみましょう。

【おすすめ1】AKAI Professional MPK Mini MK3

AKAI Professional MPK Mini MK3は、そのコンパクトなサイズと多機能性で、世界中のDTMユーザーから絶大な支持を集めている定番のMIDIキーボードです。わずか25鍵のミニ鍵盤ながら、本格的な音楽制作に必要な要素が凝縮されています。

8つのMPCスタイル・ドラムパッドや8つのアサイナブル・ノブ、そしてピッチベンドとモジュレーションを兼ねるジョイスティックを搭載。付属ソフトウェアも充実しており、購入後すぐにでも音楽制作を始められるのが大きな魅力です。省スペースで最大限のパフォーマンスを発揮したい方に強くおすすめします。

  • おすすめポイント1:驚異的なコンパクトさで省スペースに貢献
    デスクの場所を取らず、どこへでも持ち運べるため、限られたスペースでの制作や、外出先でのアイデア出しに最適です。
  • おすすめポイント2:MPC直系の高機能パッドでドラム打ち込みが快適
    8つのバックライト付きパッドは、ドラムやサンプル音源の打ち込み、フィンガードラムに非常に優れており、リアルタイムでのパフォーマンスも楽しめます。
  • おすすめポイント3:DAW連携に便利なノブと付属ソフトウェアが充実
    DAWのパラメーターコントロールに役立つノブや、豊富なソフトウェアが付属しており、初心者でもすぐに本格的な音作りを始められます。

向いている人・用途:

  • 制作スペースが限られている方や、気軽に持ち運びたい方
  • ドラムやサンプルの打ち込み、フィンガードラムを重視する方
  • ヒップホップ、EDM、Lo-Fiなどのジャンルで制作する方

注意点・デメリット:

  • 鍵盤数が25鍵と少ないため、本格的なピアノ演奏には不向きです。
  • ミニ鍵盤のため、慣れるまでに時間がかかる場合があります。

【おすすめ2】KORG microKEY2

KORG microKEY2は、シンプルさと携帯性を追求したミニ鍵盤MIDIキーボードです。余計な機能を省き、純粋に鍵盤入力に特化することで、非常にコンパクトながらもKORGならではの確かな打鍵感を提供しています。

25鍵から61鍵まで幅広いラインナップがあり、ご自身のスペースや使い方に合わせて選べるのが特徴です。USBバスパワー駆動で、Mac/Windowsはもちろん、iPad/iPhoneにも対応しており、場所を選ばずに音楽制作を楽しめます。

  • おすすめポイント1:極めてシンプルな設計で迷わず使える
    複雑な機能がないため、電源を繋げばすぐにDAWへの入力が可能です。煩わしい設定なしに制作を始めたい初心者に最適です。
  • おすすめポイント2:省スペースで持ち運びにも便利なコンパクトボディ
    軽量かつスリムなデザインで、デスクの場所を取らず、カフェや移動先でも気軽に持ち出して音楽制作ができます。
  • おすすめポイント3:iPad/iPhoneにも対応しモバイル制作に最適
    USB-MIDI接続に対応しており、Lightning-USBカメラアダプタ(別売)を使えばiPad/iPhoneでのモバイル制作も可能です。

向いている人・用途:

  • 最低限の鍵盤入力ができれば十分な方
  • デスクスペースを最大限に活用したい方
  • 外出先での制作や、モバイルデバイスとの連携を重視する方

注意点・デメリット:

  • パッドやノブといったコントローラーは搭載されていません。
  • 鍵盤が小さいため、本格的な演奏には物足りなく感じるかもしれません。

【おすすめ3】Nektar Impact LX49+

Nektar Impact LX49+は、49鍵のフルサイズ鍵盤と、充実したDAWコントロール機能が魅力のMIDIキーボードです。特にDAWとの連携のしやすさには定評があり、多くのDTMユーザーに選ばれています。

9つのフェーダー、9つのコントロールノブ、8つのコントロールボタン、8つのパッドに加え、DAWのトランスポートコントロールも搭載。これらをDAWに自動でマッピングしてくれるため、煩わしい設定なしに、直感的な操作で制作を進められます。初めての49鍵MIDIキーボードとしても、コストパフォーマンスに優れた一台です。

  • おすすめポイント1:DAWとの強力な連携で作業効率が向上
    主要なDAWに自動でマッピングされ、ミキサーやインストゥルメント、エフェクトなどを手元でコントロールできます。
  • おすすめポイント2:豊富なコントローラーで幅広い表現が可能
    フェーダー、ノブ、パッド、ボタンが多数搭載されており、ドラム打ち込みから音色調整、ミキシングまで幅広い操作に対応します。
  • おすすめポイント3:コストパフォーマンスに優れた49鍵フルサイズ鍵盤
    本格的な演奏も可能な49鍵のフルサイズ鍵盤を、比較的手の届きやすい価格で手に入れられます。

向いている人・用途:

  • DAW操作の効率化を図りたい方
  • 多くの音源やエフェクトをコントロールしたい方
  • 本格的な49鍵盤をリーズナブルに導入したい方

注意点・デメリット:

  • DAWによっては、マッピングに多少の調整が必要な場合があります。
  • 機能が多いため、使いこなすまでに少し慣れが必要かもしれません。

【おすすめ4】Novation Launchkey 49 MK3

Novation Launchkey 49 MK3は、特にAbleton Liveユーザーに絶大な人気を誇るMIDIキーボードです。Ableton Liveとのシームレスな連携を前提に設計されており、制作のインスピレーションを刺激する機能が満載です。

直感的なセッションビューコントロール、アルペジエーター、コードモード、スケールモードなど、クリエイティブな機能が充実。49鍵のセミウェイテッド鍵盤は演奏性も高く、多くのパッドとノブも搭載しています。Ableton Liveだけでなく、他のDAWにも対応しています。

  • おすすめポイント1:Ableton Liveとの完璧な統合で制作を加速
    Ableton LiveのセッションビューをLaunchkeyから直接操作でき、クリップのローンチやボリューム調整などを手元で完結できます。
  • おすすめポイント2:アルペジエーターやコードモードなど創造的な機能を搭載
    メロディやコード生成をサポートする機能が充実しており、音楽的なアイデアを素早く形にすることができます。
  • おすすめポイント3:高感度なパッドとノブで表現力豊かな演奏が可能
    16個のベロシティ対応パッドと9つのフェーダー、8つのロータリーノブで、ダイナミックなパフォーマンスや細やかな音作りが可能です。

向いている人・用途:

  • Ableton LiveをメインDAWとして使用している方
  • アイディアを素早く形にしたい、クリエイティブな制作スタイルの方
  • ライブパフォーマンスでの使用も視野に入れている方

注意点・デメリット:

  • Ableton Live以外のDAWでは、一部の機能が最大限に活かせない場合があります。
  • 多機能ゆえに、初めて触る方は慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。

【おすすめ5】Arturia KeyLab Essential 49

Arturia KeyLab Essential 49は、その美しいデザインと豊富な付属ソフトウェアが大きな魅力のMIDIキーボードです。Arturiaが誇るヴィンテージシンセ音源コレクション「Analog Lab V」のフルバージョンなど、すぐに使えるプロ品質の音源が多数付属します。

49鍵のシンセタッチ鍵盤は快適な演奏性を提供し、DAWのトランスポートコントロール、フェーダー、ノブ、パッドも充実しています。付属ソフトウェアとの連携は非常にスムーズで、購入したその日から幅広いジャンルの音楽制作を楽しめるでしょう。

  • おすすめポイント1:プロ品質の豊富なソフトウェア音源が付属
    「Analog Lab V」を含む、数々の高品位なソフトウェア音源が付属しており、これだけで数万円相当の価値があります。
  • おすすめポイント2:デザイン性と機能性を両立した美しい筐体
    洗練されたデザインは、デスク周りの景観を損ねることなく、高い機能性で音楽制作をサポートします。
  • おすすめポイント3:DAWや付属ソフトとの連携がスムーズで直感的
    専用のDAWマッピングやソフトウェアとの連携機能により、複雑な設定なしにスムーズな制作フローを実現します。

向いている人・用途:

  • 付属ソフトウェアで制作環境を充実させたい方
  • シンセサイザーの音色を豊富に使いたい方
  • デザインにもこだわりたい方

注意点・デメリット:

  • 付属ソフトウェアのインストールと管理が必要になります。
  • 他社のMIDIキーボードと比べて、やや価格帯が高いと感じるかもしれません。

【おすすめ6】Native Instruments Komplete Kontrol A49

Native Instruments Komplete Kontrol A49は、Native Instruments(NI)製品のユーザーに最適なMIDIキーボードです。NIが提供する膨大なソフトウェア音源「KOMPLETE」シリーズとの連携に特化しており、効率的で快適なワークフローを実現します。

49鍵のNIカスタムキーベッドは、セミウェイテッドに近い上質な打鍵感を提供。有機ELディスプレイには音源情報が表示され、Smart Play機能を使えば、誰でも簡単にスケール内の演奏やコード演奏が可能です。KOMPLETE SELECTなどのソフトウェアも付属し、NIの世界観を存分に楽しめます。

  • おすすめポイント1:Native Instruments製品とのシームレスな連携
    KOMPLETEやNKS対応のソフトウェア音源を、A49から直接ブラウズ、ロード、コントロールできます。
  • おすすめポイント2:上質な打鍵感の鍵盤とSmart Play機能で表現力アップ
    NIカスタムキーベッドは高い演奏性を誇り、Smart Play機能を使えば音楽理論に不安がある方でも迷わず演奏を楽しめます。
  • おすすめポイント3:有機ELディスプレイで音源情報が一目瞭然
    現在の音源名やパラメーターなどが表示されるため、PC画面を見る回数を減らし、手元で制作に集中できます。

向いている人・用途:

  • Native InstrumentsのKOMPLETE製品やNKS対応音源を多用する方
  • 高品位な鍵盤で快適に演奏したい方
  • 音楽理論に自信がないけれど、良い演奏をしたい方

注意点・デメリット:

  • NI製品以外のDAWやソフトウェア音源との連携は、一部機能が限定的になる場合があります。
  • 付属ソフトウェアのインストールや設定には、NIのソフトウェア環境「Native Access」が必要です。

比較表

今回ご紹介したMIDIキーボードの主な特徴を比較表にまとめました。ご自身の重視するポイントと照らし合わせてみてください。

機種名 主な特徴 向いている人・用途 注意点
AKAI Professional MPK Mini MK3 超コンパクト、8パッド、8ノブ、ジョイスティック、充実の付属ソフト 省スペース重視、ドラム打ち込み、フィンガードラム、気軽に持ち運びたい方 鍵盤数が少ない(25鍵)、ミニ鍵盤に慣れが必要
KORG microKEY2 極めてシンプル、コンパクト、USBバスパワー、iPad/iPhone対応 最低限の鍵盤入力、超省スペース、モバイル制作、シンプルな機能で良い方 パッドやノブなし、機能が限定的
Nektar Impact LX49+ 49鍵フルサイズ、DAW自動マッピング、豊富なコントローラー(フェーダー、ノブ、パッド) DAW連携重視、多くのパラメーターを操作したい、コスト重視の49鍵盤ユーザー DAWによっては調整が必要、機能が多いので慣れが必要
Novation Launchkey 49 MK3 Ableton Live連携特化、アルペジエーター、コードモード、16パッド Ableton Liveユーザー、クリエイティブな機能重視、ライブパフォーマンス Ableton Live以外のDAWでは一部機能が活かせない場合あり
Arturia KeyLab Essential 49 美しいデザイン、豊富な付属ソフト(Analog Lab Vなど)、49鍵シンセタッチ 付属音源重視、多様な音色を使いたい、デザイン性も求める方 付属ソフトのインストール・管理が必要、価格帯はやや高め
Native Instruments Komplete Kontrol A49 NI製品との連携、高品質な鍵盤、有機ELディスプレイ、Smart Play機能 Native Instruments製品ユーザー、高品質な鍵盤での演奏、音楽理論サポート NI製品以外のDAWとの連携は限定的、専用環境での設定が必要

まとめ・結論

MIDIキーボードは、あなたの音楽制作をより豊かに、そして効率的にしてくれる重要なパートナーです。今回ご紹介した6機種は、それぞれ異なる強みを持っていますので、ご自身の制作スタイルや環境に合わせて最適な一台を選んでみてください。

改めて、用途別のおすすめをまとめます。

  • デスクスペースが限られている方や、気軽に持ち運びたい方は、AKAI MPK Mini MK3KORG microKEY2が最適です。
  • DAWとの連携を重視し、作業効率を上げたい方には、Nektar Impact LX49+Novation Launchkey 49 MK3がおすすめです。
  • 豊富なソフトウェア音源ですぐに音楽制作を始めたい方は、Arturia KeyLab Essential 49を検討してみるのが良いでしょう。
  • Native Instruments製品のユーザーで、その世界観を最大限に楽しみたい方には、Komplete Kontrol A49がベストマッチします。

どの機種も優れた性能を持っていますが、最終的には「あなたが何を重視するか」が最も重要です。この記事が、あなたのMIDIキーボード選びの一助となれば幸いです。ぜひ、あなたの音楽制作ライフを彩る素敵な一台を見つけて、DTMを存分に楽しんでくださいね!

※当サイトではAmazonアソシエイト・プログラムを利用しています。

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この記事を書いた人

音脳ラボ運営。宅録・DTM・歌ってみたを中心に、実体験ベースで音作りを研究しています。

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