歌枠で声が聞こえない!初心者がハマる「モニター遅延」の罠

歌枠配信、楽しいですよね!

でも、「あれ?自分の声が聞こえない…」「なんか遅れて聞こえる…」って経験、ないですか?

これ、歌い手さんにとってマジで萎える問題なんですよね。音程もリズムも取れなくなって、せっかくの歌も台無し。

自分の声が遅れて聞こえるせいで、気持ちよく歌えないんだよな〜。

大丈夫です。その悩み、この記事で解決できます。

多くの初心者がハマる「モニター遅延」の罠から抜け出して、今日から快適な歌枠配信を始めましょう!

この記事でわかること

  • 歌枠で声が聞こえない、遅延する根本原因
  • ダイレクトモニタリングの正しい設定方法
  • レイテンシーを極限まで減らす対策
  • 初心者がやりがちな「実は逆効果」な設定
目次

【あるある】歌枠で声が聞こえない・遅延する、これって何が原因?

歌枠中に自分の声が聞こえなかったり、遅れて聞こえたりするのって本当にストレスですよね。

これには大きく分けて2つの原因があります。

  1. ダイレクトモニタリングが正しく設定されていない
  2. パソコン内部の処理が遅い(レイテンシーの問題)

特に初心者の頃は、この2つの違いが分かりにくくて混乱しがちなんですよね。

ここを理解しないと、いくら設定をいじっても解決しないどころか、さらに状況を悪化させてしまうこともあります。

【罠その1】DAWでモニターしてるのに…「ダイレクトモニタリング」を知らないと損!

「DAW(CubaseやStudio Oneなど)でマイクのモニタリングをONにしてるのに、なんで声が遅れて聞こえるの?」

これ、初心者さんに本当によくある疑問です。

実は、DAWでモニタリングするのと、「ダイレクトモニタリング」をするのは全く別物なんですよ。

ダイレクトモニタリングというのは、オーディオインターフェース内で直接、入力されたマイクの音をヘッドホンに返す仕組みのことです。

つまり、パソコンの中を経由しないんですね。

PCを経由しないから、原理的に遅延がゼロなんです。

DAWでモニタリングすると、マイクの音がPCに取り込まれ、DAWで処理され、そこからまたオーディオインターフェースに戻ってヘッドホンに返されるので、どうしても遅延が発生します。

歌枠で自分の声を聞くなら、ダイレクトモニタリングの一択です!

今日からできること:オーディオインターフェースのダイレクトモニタリングをONにする

まずは、お使いのオーディオインターフェースの「DIRECT MONITOR」「MIX」といったツマミやボタンを探してみてください。

多くの場合、以下のような表示があります。

  1. DIRECT MONITORボタン: ON/OFFを切り替えるタイプ。ONにしてください。
  2. MIXツマミ: マイクの音とPCからの音のバランスを調整するタイプ。マイク側(DIRECTやINPUTなど)に寄せてください。

これで、あなたの声がほぼ遅延なくヘッドホンから聞こえるようになるはずです。

そして、DAW側のマイクモニタリング機能は必ずOFFにしてください。

両方ONにしていると、ダイレクトモニタリングとDAW経由の遅延した音が二重に聞こえてしまい、かえって混乱します。

【原因深掘り】それでも遅延するなら「レイテンシー」を叩き潰す!

ダイレクトモニタリングで自分の声の遅延は解消されましたか?

もし、BGMやオケの音と合わせて歌うときに「なんかズレてる…」と感じるなら、それは「レイテンシー」の問題です。

レイテンシーとは、パソコンが音を処理するのにかかる時間的な遅れのこと。

マイクの音やDAWからの音が、PC内部で処理されてから出力されるまでのタイムラグですね。

この遅延を左右するのが、「バッファサイズ(ASIOバッファサイズ)」という設定です。

ポイント

バッファサイズは、PCが一度に処理する音のデータの塊の大きさを示します。この塊が大きいと安定しますが、処理に時間がかかり遅延が増えます。逆に小さいと遅延は減りますが、PCへの負荷が高まります。

つまり、バッファサイズが小さいほどレイテンシーは減るんです。

ただし、小さくしすぎるとPCの処理能力が追いつかなくなり、音飛びやノイズが発生します。

【解決策1】DAWのバッファサイズを最低限に設定する

まずは、お使いのDAWの設定を開きましょう。

「オーディオ設定」や「デバイス設定」といった項目の中に、「バッファサイズ」「ASIOバッファサイズ」という項目があるはずです。

これをできるだけ小さい値に設定してください。

バッファサイズ(サンプル) レイテンシー PCへの負荷 備考
32〜64 極めて低い 高い リアルタイム演奏向け。音飛びしやすい。
128 低い 中程度 多くのPCで安定しやすい目安。
256〜512 中程度 低い ミックス作業向け。

歌枠配信なら、まずは「64サンプル」で試してみてください。

もし音飛びやノイズが発生するようなら、「128サンプル」に上げてみましょう。

この設定は、あなたのPCのスペックと相談しながら、最も低い安定する値を見つけるのがベストです。

【解決策2】ASIOドライバーを使っていますか?(Windowsユーザー限定)

Windowsユーザーの方、これ、マジで重要です。

DAWのオーディオ設定で、「ASIO」というドライバーを選択していますか?

Windows標準の「MME/DirectX」や「WASAPI」は、レイテンシーが大きく、歌枠配信には向いていません。

ASIOドライバーは、オーディオインターフェースの性能を最大限に引き出し、極限までレイテンシーを減らすための専用ドライバーなんです。

お使いのオーディオインターフェースに付属しているASIOドライバーをインストールし、DAWで選択してください。

これ、ASIOドライバー以外は正直、歌枠で使うには論外です。

もしインストールしていないなら、今すぐメーカーのウェブサイトからダウンロードしてインストールしましょう。

【解決策3】PCスペックも実は大事な要素

ダイレクトモニタリングもASIOもバッファサイズも完璧!

それでもまだ遅延が気になる…という場合は、PCの処理能力が追いついていない可能性があります。

特に、CPUやメモリの性能が低いと、いくら設定をいじっても限界があります。

歌枠配信では、DAWでオケを再生しつつ、OBSなどの配信ソフトも同時に動かすので、PCにはそれなりの負荷がかかるんです。

快適な歌枠配信を目指すなら、以下のスペックを目安にしましょう。

  • CPU: Intel Core i5以上 (できればi7以上)
  • メモリ: 16GB以上 (最低8GB)

これは「何を選ぶか」というより「どう判断するか」の基準です。

もし今のPCがこの基準を下回るなら、買い替えや増設も視野に入れる時期かもしれません。

【意外な落とし穴】実はこれ、逆効果なんです!

最後に、多くの初心者が陥りがちな、「遅延を悪化させる設定」について触れておきます。

それは、配信ソフト(OBS Studioなど)でマイクの「モニター」をONにしていることです。

OBSなどの配信ソフトにも、入力音声をモニターする機能があります。

しかし、これもPC内部で処理されてから出力されるため、遅延が発生します。

ダイレクトモニタリングとOBSのモニタリングが同時にONになっていると、二重に遅延した声が聞こえてしまい、音程が取れないどころかエコーがかかったように聞こえることも。

今日からできること:OBSなどの配信ソフトのマイクモニターをOFFにする

配信ソフトのマイク音声設定で、「音声モニタリング」の項目を「モニターオフ」または「モニターと出力」ではない方に設定してください。

自分の声はオーディオインターフェースのダイレクトモニタリングで聞く。これが鉄則です。

まとめ

歌枠で自分の声が聞こえない、遅延するという問題は、歌い手にとって本当に深刻な悩みですよね。

でも、今回解説したポイントを押さえれば、快適な歌配信環境は手に入ります!

  1. ダイレクトモニタリングを必ずONにする
  2. DAWのバッファサイズを「64〜128サンプル」に設定し、WindowsならASIOドライバーを使う
  3. 配信ソフト側のマイクモニタリングは必ずOFFにする

この3つの設定を今日から試してみてください。

きっと、これまでとは比べ物にならないくらい気持ちよく歌えるはずです。

快適な歌枠配信を応援しています!

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この記事を書いた人

音脳ラボ運営。宅録・DTM・歌ってみたを中心に、実体験ベースで音作りを研究しています。

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